ビル管理士 2020年(R2年) 問55  過去問の解説【空気環境の調整】

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問題

揮発性有機化合物(VOCs)と室内での主な発生源との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

1.アセトアルデヒド   コンクリート
2.ホルムアルデヒド    接着剤
3.エチルベンゼン  塗料
4.クロルピリホス   防蟻剤
5.フタル酸ジ-2-エチルヘキシル  プラスチックの可塑剤
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回答と解説動画

正解は(1)

1.アセトアルデヒド コンクリート
→不適当。アセトアルデヒドは塗料、接着剤、たばこ煙などに含まれる揮発性有機化合物です。コンクリートとは関係ありません。

2.ホルムアルデヒド 接着剤
→正しい。ホルムアルデヒドはユリア系接着剤の原料で、合板や家具の製造に使われています。

3.エチルベンゼン 塗料
→正しい。エチルベンゼンは塗料の溶剤やシンナー成分として使われます。

4.クロルピリホス 防蟻剤
→正しい。クロルピリホスはかつてシロアリ駆除剤(防蟻剤)として使われていましたが、現在は使用が禁止されています。

5.フタル酸ジ-2-エチルヘキシル プラスチックの可塑剤
→正しい。フタル酸エステル類(DEHPなど)はプラスチックの可塑剤として広く使われています。

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