問題
エアロゾル粒子の一般的な粒径として、最も小さいものは次のうちどれか。
1. | 噴霧液滴 |
2. | 硫酸ミスト |
3. | セメントダスト |
4. | フライアッシュ |
5. | たばこ煙 |
回答と解説動画
正解は(5)
正解は 5.たばこ煙 です。
- 噴霧液滴:1 μm~20 μm程度まで幅広いが、一般的には1 μm以上が多い。
- 硫酸ミスト:1~100 μm程度。
- セメントダスト:5~60 μm(主に)。
- フライアッシュ:1~200 μmだが、主成分は2~3 μm程度。
- たばこ煙:0.01~1 μm程度。
ビル管理士試験で狙われる粒子のサイズ
粒子の種類 | 粒径の目安 | 備考 |
---|---|---|
ウイルス | 0.003~0.05 μm | 最も小さい部類 |
たばこ煙 | 0.01 μm~1㎛ | バクテリアより小さい |
バクテリア(細菌) | 0.3~30㎛ | 花粉より小さく、たばこ煙より大きい |
ダニアレルゲン | 1~15μm | ダニの糞は10μm程度、粉砕でさらに小さくなる |
噴霧液滴 | 1~20μm | 噴霧器などから発生 |
胞子 | 10~40μm | カビなどの胞子 |
硫酸ミスト | 1~100μm | 空気中の酸性ミスト |
フライアッシュ | 約1~200 μm | 石炭の灰 |
セメントダスト | 5~60 μm | |
花粉 | 10~100 μm | 非常に大きい |
雨滴 | 200~500 μm | エアロゾル粒子の中では最大クラス |
なるべく全部覚えたいところですが、優先度が高いのはウイルス、たばこ煙、花粉、雨滴あたりでしょうか。
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